兆し





 
日あたりの良い斜面の白梅が咲いていた。



 
枝垂れる梅のつぼみがふくらんで、

この木は紅の花だとわかる。




 
路沿いの蝋梅に冬の匂いをきいて、

遠目の白梅に、春の兆しをおもう。




 
今年も、梅がほころぶのに辿りついた。
by moriheiku | 2008-02-14 08:00 | 言葉と本のまわり
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