テレビで全国短歌大会の歌。 人生に重きを置きすぎ。 あめつちをうごかす歌は、どこ? 人生の歌はいつもある。あってしかるべきもの。 けどそればかりでは。 年寄りくさい。 その作品選びの基準は、 ジュニア部門の作品選考にも現れる。 年をとった方の感慨も宝だけど。 でも境のない中に圧倒的に宿る歌を求める。 個人的な経験を語ることが終着でない歌を聞きたい。 歌のはじまり、歌の視野が、 個人の視点の先へ通じている歌はある。 我、我、我、 現代の歌にある我。 それが人としての深化だろうか。 歌に身をゆだねるような美を。 歌の調子を。求める。 4万首を超えた中から選ばれている歌。 選考で選ばれるような作品が良い思い込んで作品を作るようになるので、 大きい番組や歌くらべの影響は、 その時代の歌の姿に思いがけないほど大きく影響する。 昔々の歌くらべの時代の歌も。 そこから時代の志向は読めるけど。 他のタイプの歌が忘れられてしまう。 ちょっと残念ー。
by moriheiku
| 2008-02-03 08:00
| 言葉と本のまわり
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