つづき お能「蟻通」で、 紀貫之が蟻通明神の怒りにふれて足止めにあったのは、 紀の国中心にいくつかある蟻通神社のうち 現在大阪泉佐野の蟻通神社。 泉佐野の蟻通神社は、 第二次世界大戦で軍の飛行場建設のため現地へ移転したもので、 もとは付近の熊野街道沿いにあり、 能「蟻通」の設定どおり、社は神域の深い森に包まれていたそう。 泉佐野の蟻通神社の祭神は、大国主命。大名持命・おおなもちのみこと。 ネット上で見た泉佐野の蟻通神社の栞の説明文に、 古墳時代に新羅から技術者集団が渡来した。 彼等は新羅の神の牛頭天皇を祀った。 牛頭天皇は日本では素盞鳴尊と習合された。 新羅からの技術者集団は、先端の土木工事で土地を開拓し、農地を作った。 蟻通し明神は国土開発の神として祭られた。 という内容が見える。 (関係ありそうな部分を私が短くまとめたもので重要なところ抜けているかも) 牛頭天皇か。御霊。 田辺の蟻通神社にもおまつりされている。 つづく
by moriheiku
| 2008-08-03 08:00
| 歴史と旅
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