つづき お能の「蟻通」で、 紀貫之の行こうとしていた、住吉玉津島とは、どこ? 歌の神様で有名なところは、 住吉神社(住吉明神)、 玉津島神社(玉津島明神)、 柿本人麻呂神社(柿本大明神)、 天満宮(菅原道真公)、 山部赤人(山部赤人) など。 大阪、古代の難波津の南、住吉津の、住吉大社は海の神様。 イザナギノミコトがアハギハラでみそぎした時に生まれた三柱がお祀りされている。 平安時代後半から和歌の神としても信仰を集めた。 どうして住吉の神が和歌の神とされたの。 私には理由がわからないのだけど…。 万葉集編者大伴家持の、数代前の大伴金村は、 住吉に邸宅を持っていた。 それで住吉、家持、和歌の連想がして、 それが少しおもしろく感じらる。 しかしまあ 「蟻通」で紀貫之が向かったのは大阪の住吉でない。 和歌山県、和歌の浦の玉津島神社のこと。 住吉玉津島の住吉は、はさらに和歌を呼ぶ言葉かな。 つづく
by moriheiku
| 2008-07-30 08:03
| 言葉と本のまわり
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