つづき 奈良の京を潤した佐保川は、その春日山原生林を源にしている。 佐保川は春日山の東側から発して、 ぐるぐるぅ~っと、北の若草山のむこうをまわり、 東大寺の北東(つまり平城京の北東)、川上町のほうから奈良の京へ入り、 佐保の地を通って宮の南まできて、京の真ん中を南下し、 大和川に合流してみやこを抜ける。 宮(平城宮)の北東地域は佐保と呼ばれる土地で、 平城京遷都の折、王族や官僚の私邸別邸が置かれたらしい。 私にとって、佐保、 そう聞いて思い出すのは、大伴家持。 佐保の人といえば大伴家の人々。 大伴家持の祖父は佐保大納言大伴卿と言われた。 (お能に「佐保山」という曲があるんだって聞く。 「佐保山」も春日明神が登場するそうだけど。 お能「春日明神」同様、私は見たこともなくて知らない・・ なぜか微妙にお能をかすめるが、何ひとつ知らない・・ あまりに知らなすぎ・・お能の笛、習ってるのに 汗汗・・) つづく ▽関連日記 2007年10月31日 奈良 佐保の人01 ─── <夕食> ──── ・ ・ ・ ・ ・ ─────────────
by moriheiku
| 2007-11-05 08:01
| 歴史と旅
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