撤収



丘陵地のコンサートは、

演奏は良かった。
音響は悪かった。
ティンパニーの音がペコペコ聞こえた。

会場によって音が違う。
音響設計の世界へ思いを馳せる。

ただし最高の音響設計の中での演奏が最高の演奏とは限らない。





ところで、
いつもながら団員の皆さんの、
撤収の早さには目をみはる。

普段も、コンサートが終わり、
観客の私がコンサートホールの外へ出る頃には、
もう団員の皆様が、私服に着替え、岐路についているのに会う。

通りですぐにタクシーを拾い、
少し先へ走ったところに、
すでに先ほどステージで見た団員の男女が歩いているのを見ると、

「夫婦?!」

いやちがう、

「もうこんなところまで!どうやって。」

それほど団員の皆様の撤収が早い。


いったい、どうやって着替えて、どうやって服片付けて、
どうやって楽器しまって、速攻で外へ出られるのー?



本日は遠征で、オーケストラメンバーは現地集合らしく、
車に乗り合わせるなどされていらしたよう。


運転役で、さきほどまで演奏されていた団員のお一人が、
車の外でほかのメンバーを待ちながら、
乗合わせる外国人の団員とドイツ語で話されてた。

ドイツ留学組か・・ 英語じゃないのね。








─── <夕食> ────







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by moriheiku | 2007-10-06 08:00 | 音と笛のまわり
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