自然と我 03






つづき



一枚の葉を見て、

自分のことを忘れてしまう。


水の匂いに、

忘れてしまう。



自然の中で、

私は失せてしまって、

ただその空間になっている。



自分というのでなく、

ただそこである。


その感じ。




自と他の境はなくなっている。




山が轟けば、自分が轟く。




それは実感。



個人的な、クオリアだとしても。





・2010-06-21 中世芸能の発生 330 主客の分かれないところ 宗教の原型





つづく
by moriheiku | 2008-05-31 08:00 | つれづれ
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