演歌さん 合気道



宝塚歌劇団出身者のような美しい女性、演歌さんが、
合気道の有段者ということは、前からうかがっていた。

スポーツカーが似合う。
合気道は今はやめられている。


私は合気道に無縁で、
合気道がどういうものか知らなかった。


いつもの雑談中。
ボスが演歌さんに、
合気道は太極拳のように遅くなってからでも始められるものか、
級や段はあるかのかを尋ねた。



私   「段って何段まであるの?もしかして、十八段とか・・・あるわけないか・・。」

えむごー「あんたって、ほんとにばかだね。」

私   「あんたにあんたって言われたくない、あっ、

     あんたにばかって言われたくない、だった。」

演歌さん「アハハハハハハー。」

ボス  「それであなたは何級何段。 (はっきりお聞きになります、ボス)」

演歌さん「○段です。」

私   「○ー!よくわからないけど数字が大きいってことはわかる!」

演歌さん「もっと上にもいけたけど。もういいなと思って。」

私   「ひゃーーかっこいーー。

     せっかくだから、ちょっとここのえむごーでもなげとばしてみてはいかがですか。」

えむごー「何言ってくれる!」

演歌さん「あ、そのくらいはまだできると思うよ。」

ボス  「○○くん(えむごーのこと)、できるって。即答よ。」

演歌さん「○○くんが、かかってきたらねー。」


と言うと?



合気道は、こちらから攻撃をしかけるものではない。
勝ち負けをつけるものではない。
相手が攻撃してきたら、その相手の力を利用して、動くものなのだそう。


へえ。


ボス  「合気だから、相手が次はここにくるというのは、大体気でわかるものかしら。」

演歌さん「それはわかりますよ。このくらいになると。」

私   「えむごーさー、もうぜんぜんムリだって(>攻撃)。」

えむごー「オレも今そう思った。」

私   「さすが、甥姪にお年玉をあげても「弱々しい」と言われて、

     お礼も言われない男なだけあるよね。」

えむごー「帰りッ、高速で落とすッ!(帰り道に高速道路上で車から蹴り落とす、の意)」

私   「うーー TT」 ←えむごーカー便乗組




演歌さん、
さらっとね、
さらっとおっしゃる。
さらっとしたことなんだろう。




むーー。


人には様々な特技がある。




合気道について、あれこれうかがった。

それによると、


合気道は心身の錬成を目的にしている。
人と競うことが目的でないため試合は行わない。
他者を尊重するため、相手を倒すという発想がない。

合気道で、剛力である必要はない。
なぜなら、技は、相手の力を利用してするものだから。

合気道にとって、特別な筋力トレーニングは必要ない。
自然と調和していることが大切で、
筋力トレーニングで部分的にどこかを鍛えることは、
体の、全体のバランスを崩すことになる。

それで、そうして鍛錬しているうちに、
実際に強くなっているそうだ。


ぎゃー。   武道だ。




体を動かす。



理解できるところもある。

どこか突出させるより全体を使ったほうが強い、という解釈でいいとしたらだけど、

それは私が感覚について、
芯をニュートラルに保つと思うことと似ている気も?する。



合気道の考え方をうかがえて、
よかったー。


やあーん、おもしろいー。


色んな人たちがいる。




この人たちも。
ほんとにこの人たちも。
色々な面を見せていただける。

(-人-)






─── <夕食> ────







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by moriheiku | 2007-10-02 08:00 | つれづれ
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