サザンカ


空気の冷たさで鼻の中がいたいので、
マスクをして駅の途中の郵便局へ。

裏の道の、緑の息の強いお庭の横を通って、
やっぱりマスクをとってしまった。

このあたりの冬は、ぴかっと晴れている。

目を細める光。

冷えて澄んだ空気に、サザンカの香りが混じる。

これは十一月をとおに過ぎた、
十二月の終りの香りだ。
by moriheiku | 2012-12-28 08:00 | つれづれ
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