ことばに関するところに(も)、なぜか私の逆鱗が一片あるみたい。 本を読むのは好き。 夏休みの読書感想文に困ったって時々聞くけど、 私は学年全員の読書感想文を書きたいくらい。 毎日本を読んで感動や感想をつづっていられたらどんなに楽しいだろう~。 ただしこのとおり、文章力はない。 ほんとにただ、本の中のことばによって自分のどこかが動くのを、 ことばに書きたくなっちゃう、というだけのもの。 本の中の色や音を、ことば、字にかえる。 本から、色から、音から、自然やどこかから感じた心の動きをことばにしたくなる時、 もしも、人に通じるようにとか、うまく文章を綴ろうという心があったら、 私にも人に通じることばを持てたかな。 けど感じたことをことばにするのと、 人に通じさせることとは別のことなので、 その二つは結びつかないままきた。 たとえ夏休みに誰かの読書感想文を書かせてと申し出て、 書いたものを渡したとしても、 書かせてくれた人はそれを見て「こりゃあかん~」と、 夏休みの最終日くらいに自力で書くことになってたでしょう。ハハ。 それなのに、歌手の歌う歌の中に、ある文の中に、あるセリフ中に、 なにか胸のふるえることばのひびきに接した時、 私もそういう一片のことばが、指先から、唇から出たらと望む。 たったひとこと指先や唇を出たら、私は満足だろうと思う。 ・2010-07-02 ソングライター ・2010-08-18 中世芸能の発生 340 母語 ・2010-03-05 中世芸能の発生 292 海幸山幸(ウミサチヤマサチ) ことばの音 ・2010-04-01 中世芸能の発生 298 言語の幹や根 芸術言語論 ・2009-08-16 中世芸能の発生 187 和琴 ・2009-03-01 草の息 私の逆鱗 私はこういうところに突然怒るみたい。 我ながら、怒ることじゃないじゃないって・・・ ・2009-09-08 言語美 ・2011-09-06 中世芸能の発生 413 ことばと植物 ・2007-09-19 ヨリシロ
by moriheiku
| 2011-09-10 08:00
| 言葉と本のまわり
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