上も下もなく、後も前も、右も左もわからない中で、 足がすくんで泣いていると、 どこからかよい香りがして、 一瞬他のことを忘れ、思わずそれにつられて一歩足を出すと、 足の下には雲があって、 そのまま香りの風の筋をたどっていつのまにか歩いている。 その繰り返し。 私にとって、私を誘うものは自然の動き。 季節のうつりかわりにのって心は動く。 こんなに心身を動かされるものに反応するのは、 私がひときわチキンで、自分をはげます力が弱いからだと思う。 だから自分のイノチをゆさぶり活気づける自然に、 いつも反応するのだと思う。 ・2009-03-01 草の息 ・2010-09-02 中世芸能の発生 353 ことほぎ 自然 ・2010-08-30 中世芸能の発生 352 滝 木綿花 ・2010-10-12 中世芸能の発生 358 扇の民俗 ケヤキ ・2011-03-03 中世芸能の発生 385 石走(いはばし)る垂水(たるみ) 祝福 ・2011-01-27 中世芸能の発生 379 根元 ・2007-01-11 季節がわたる
by moriheiku
| 2011-03-28 08:00
| つれづれ
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