水の旅 可能性




つづく


先日の旅の間の夏日の暑さは、今では信じられない。



平城遷都1300年祭、平城宮蹟の通常イベントの一つ、平城宮仕事体験。
平城宮蹟に木簡書きに来た。きゃきゃっ。

来るんじゃなかった、って後悔してたけど、
なりきり体験館に入って息を吹き返す。


時間で区切られた解説付きのイベントで、次の始まりまでもう少しある。
同じ建物内の奈良先端科学技術大学院大学の
学生さん方が出展してるロボット見た。

ロボットが金魚すくってます。
水槽の金魚の集まってるところをセンサーで見つけ、
金魚すくいの破れる網ですくう。破らずにすくう。
網が破れたらどうするんですかと聞くとそれは人の手で交換するそうだ。



何年も前のニュースで、専用のゴーグルをつけると
現在の建物に重ねて奈良時代の建物の3D画像が見えるという技術を開発中
というものを読んだ。
今年に合わせて開発中だったはず。


2005年だった。
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産経関西 奈良 川原寺創建当初の姿をCG画像で復元

「現地の風を感じながら、創建当時の川原寺の壮大な伽藍を見ることができる。将来的に飛鳥時代の宮殿などもCGで復元できれば、村内をサイクリングしながら古代の都の風景が楽しめるようになる」
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当時のニュースに、
“奈良県などが2010年に予定する平城京遷都1300年記念事業で観光客に貸し出す予定”
とあって、
生きてたら、絶っっっ対、行く。
と思ったのだった。


そのゴーグルをつけて遺跡の現代の柱跡など見ると、
現代の景色に重なって、奈良時代の建物や、実際は無い天井や壁が見えるという。

ゴーグルと3DCGは連動しており、
ゴーグルをつけた人は、3Dで再現された奈良時代の建物や道を
自分が実際に歩いているように、歩いたり見たりできる、というものだった。
GPS技術利用。

実は何年も、それは見たい、と思っていた。
GPSとお友達の仕事を少ししてたこともあるし。


先日、それに類するイベントが数日あった。
開催日時と参加人数は限らおり、事前申込が必要だった。
ゴーグルはメガネになってた。
その日、ムリ。ちょっと残念だった。



木簡書きの時間を待ちながら、学生さんの出展をもうひとつ見た。
メガネをかけてぐるぐる見まわすと、
動きに合わせて奈良市街が見えるという装置。

仕組みとしては、
奈良市街の上空にカメラをつけた気球を上げ、
空中の一点からから市街の全方向を撮影する。
そのカメラの位置がメガネを着けた人の定点となる。

それで、メガネをかけて上を向けば、
その定点からの奈良の空が見え、横を向けば、たとえば西の山並み、
下を向けば奈良市街、とぐるぐる全方向見える仕組み。

見たいと思っていた現代と過去の建物を3D体験できる技術の、
見る人の場所が移動しない、GPS抜きのプチ版かな。

メガネに映し出されているの現在の奈良上空だったらすごい。聞けばよかった。
でも気象条件や、許可や、別の技術の問題でむずかしそう。


「?空中に何かぶら下がってる」と言ったら、
それはカメラを積んだ気球の紐だそう。

画像処理する時に気球本体は消したけれども、
紐を一部消し残してしまったそう。おもしろい。
学生さんがたにとっては、技術の出来に較べて
紐ありなしの重要度は低いんだ、って思って。アハハハ。

製品の発表会でなく、技術の発表会なのね。
この方たちが将来される展示会のプレゼンテーションの体験実習も
ちょっぴりは兼ねるのかなー。

私は空中からぶら下がる紐なんてありえない景色を見られて楽しかった。


この方々は将来どんなお仕事をされるのかしら。
様々な技術に展開する可能性たち。

そしてこれからの可能性のある人たち。

可能性。頼もしいな。

色々なことあるんだろう。
色んな体験をされて、良い方向に結びつきますように。



つづく
by moriheiku | 2010-10-21 08:00 | 歴史と旅
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