身体感覚 感情の偏重




現代は感情を表現することに重きを置く。
個人の感情が表現されていることが最上に言われることも多いけれど、
そうかしら。


感情は、森羅万象のごく限定的なものだし、

人の体は、感情以外の多くの感覚が、絶え間なく働いているのに、
現代人はそれら身体感覚に比べて、感情をずいぶん偏重している印象。
どうして?



まるで、感情を通さないと、感覚や感動はないと思われているみたいに。


あたりまえだけど、感情を通さない感動、感銘はあるし、
そちらの方がものごとの全体性に近い。





・2007-04-25 失せること
・2008-08-24 弓と自然
・2008-09-04 身体
・2009-08-30 地続き



その感触は、目や耳や肌で組み立てる世界の底
・2010-07-01 ぜんぜん論理的じゃないこと
・2010-08-16 中世芸能の発生 338 メモ
・2010-07-07 中世芸能の発生 335 固有名詞にならないもの
・2010-02-21 中世芸能の発生 288 自然 身体 実感




・2010-05-14 中世芸能の発生 309 はやし はやす
・2009-12-07 中世芸能の発生 259 類感 感応
by moriheiku | 2010-09-21 08:00 | つれづれ
<< ニュートラル 隣席 >>