12月29日 おせちの作業





おせちの支度。


年に一度のお重や器の計画。
松やひさごのもっそうも出した。

・黒豆(本日作る)
・数の子(塩抜きのみ準備)
・紅白なます(本日 甘酢とオリーブ油で洋風)
・きんとん(本日 りんご入り 茶巾)
・たつくり(本日 ローストアーモンドスライスとクルミでナッツたつくり)
・たたきごぼう(本日)
・たたきれんこん(本日)
・菊花蕪(済み)
・亀甲椎茸(本日)
・ゆりねの茶巾(明日)

・にしめがわりの含め煮(明日か明後日)
・手毬麩の煮含めたの(明日)
・高野豆腐の含め煮(明日)

・梅花かん(明日)
・湯葉の白和え(明後日)

・黒豆と栗のケーキ(明日)

・塩豚(塩漬け済み あとは元日)
・蒸鶏(蒸して浸し済み あとは元日)
・サーモンのクリームソースがけ ピクルス添え(ピクルスのみ準備済み あとは元日)
・数の子と海老とアボカドのサラダ(元日作る 数粒のいくらで飾る)

・汲み上げ湯葉のゴマソース(元日 盛り付けるだけ)


昆布巻は子持ち鮎の昆布巻をいただいたのでそれですませる。
煮しめがわりの野菜の含め煮は、ひとつのおなべで煮てしまう。

おしょうゆ味がそれほど好きでないので、
おしょうゆ味のものを作るのはできるだけ減らしたい。

おしょうゆ味はあんまり、なんて、
日本人じゃない、と言われる・・・でも~。
作ることは作るからいいかな。

ちなみにラーメン、焼そば、たこ焼き、お好み焼きも、
数年に一度くらいしか食べる機会がない。
日本の国民食だって言われる・・・。でも~。
目の前にあればおいしくいただくけど、その食べる機会がない。
自分で作るなら、別のお料理を作ってしまうし。



数年前にはじめて作ってから毎年の定番になったゆりねの茶巾。
もともとゆりねは大好き。
半量を赤ワインで色付けした、シックなツートン。

昨年の変わりきんとんは手間がかかりすぎた。
今回のきんとんはシンプルに。

塩抜きした数の子は海老とアボカドと一緒に、わさびソースのサラダ仕立て。
小さい甥姪はわさび抜きソース。


昨日1キロの豚肉の塊を、荒塩の中に漬けこんだ。
もう少し漬けておいて、丸のまま茹でておく。
スライスしたものを大人は柚子こしょうとクレソンとともに、
小さい人たちはソースで。


蒸鶏は何にしようかな。なんにでもなるから。
バンバンジー風では普段過ぎるし、水菜とごぼうで和風に和えようか。
その時考えよう。

サーモンはワイン蒸し。レモンとクリームソース。
付け合わせのピクルスは、カリフラワー、黄・オレンジパプリカ、エリンギ。
和食にも合うようビネガーは米酢、ハーブはシンプルに。
ただディルとローリエ、粒黒コショウは外せない。


汲み上げ湯葉のゴマソースは、
とろんとした湯葉にゴマソースをかけ柚子皮を乗せるのみ。


今年は柚子が箱であるので、
10個はお風呂に入れて使って、
今年は揃いの柚子釜がたくさんできる。

紅白なますか、ひとくちぶん数の子のサラダを入れようか。
ゴマソースの容器にも。


黒豆と栗のケーキは、ひとつのボールで準備し型に流してただ焼くだけ。
今年はケーキをよく作った。すごく簡単なのばかりを。



あとはいつものおせち。


里芋を丁寧に亀甲に切り揃える。
さやえんどうをを矢羽にする。こんにゃくを手綱にする。
にんじんを梅花に切る。
松やひさごのもっそうで抜く。
ただ丁寧にする。



今年は祖母が亡くなった。
祖母の後見人は母なので、
祖母の介護がなくなっても、
母は葬儀法事、それから後の様々な手続きや処理でなお忙しい。
母には、お正月の支度は、喪なのだから、大変だから、何もしなくていい、
と父と言うのだけど。
さんちゃんも私も準備するしって。
でも母は何かとするんだろうな。

私も今日の午後から、明日明後日はお料理をたくさんする日。


私の夢は、平日のように年末年始を過ごすこと。
小さな夢。
静かに、
誰にも会わずに。
いつかそうしたい。
by moriheiku | 2009-12-04 08:01 | つれづれ
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