中世芸能の発生 234 細い清流




つづき


日吉大社の端のほうに行って細い川筋の向こうを見たら、
日吉山荘と看板があった。

右手にひなびた建物が見える。

旅館。食事もできるみたい。
今日は営業されていないかも。


川幅は小川のような細さの川筋だけれど、
岩の間を走る清流。

誰もいないの。静か。
川の音が木々に響いている。


日のあたっているところに、石の土台のあとがある。
ここも石の橋がわたってたあと。


その先をたどれない川の奥を見ると、
原生林の中を川を見るような、

非常にうつくしいような感じがして、
20分くらいそこにいた。


けど、もう行かなくちゃ。



だってこのあと比叡山延暦寺にのぼって、
また滋賀側に下りてきて、
その日のうちに家まで着こうなんていう無謀な計画なんだから。

京都の用事のあとだから、
京都側から比叡山に上がればとも思ったけど、



今回は、日枝から比叡山、
この順が大事よね。

たぶん。





・2009-11-02 中世芸能の発生 238 大宮川 みつの川





つづく
by moriheiku | 2009-10-29 08:00 | 歴史と旅
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