中世芸能の発生 232 僧兵




つづき



神楽浪(ささなみ)の大津の日吉大社。
神輿庫が開いていた。
古い神輿を数基見た。

じゅじゅじゅ、重厚・・。

これを背負って京まで行って強訴したの。

比叡山の僧兵って、
僧兵って、屈強の人々。

弁慶って、強そう。。
(弁慶は「三塔(比叡山延暦寺)の遊僧」と謡われた)

つまり神人も。



現代の神輿を担ぐ輿丁の人々の写真が数枚飾ってあった。


現物の質感ってすごいな。
生々しいほどのリアリティーがある。


古い神輿を見ていたら、
かつての人の
自分たちはこの神に帰属する者という意識が
むらむらと感じられた。




私は知能派でないので、
身体で感じる体験が、物事をつなげていく。

体感のない知識は、私にとっては、わかってないのと同じ。






強訴の音楽
・2009-05-04 中世芸能の発生 125 田楽の音楽

弁慶
・2009-09-26 中世芸能の発生 206 山伏の延年
・2009-07-16 中世芸能の発生 175 堂衆と千日回峰行
・2009-05-13 中世芸能の発生 131 だだ 足踏み



僧兵や神人の属したところ
・2009-09-23 中世芸能の発生 203 狩猟 採取
・2009-09-06 毎年に鮎し走らば

・2009-04-16 中世芸能の発生 108 武士の狩猟民的性質について

・2009-02-02 中世芸能の発生 60 芸能者の童形
・2009-02-11 中世芸能の発生 59 童子形 子供と野生

・2009-07-13 中世芸能の発生 175 堂衆と千日回峰行



土地の神
・2009-08-18 中世芸能の発生 189 土地の色
・2009-08-19 風土




つづく
by moriheiku | 2009-10-27 08:00 | 歴史と旅
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