導き




卒業した学校の先生方の専門を拝見していて、
講義を受けたいと思った。


また永平寺の住職で亡くなられた宮崎奕保さんのおっしゃったこと、と
立松和平さんが話しておられたことば、

自分は何もえらくないよ 全部師匠の真似をしてきただけだ 座禅をすること スリッパのそろえかた 廊下のふきかた 草のむしりかた 一年真似をすれば一年の真似 一生真似をして ようやくほんまものになるんだ


そのように生きてこられた方の真実のことば、
ひとつひとつが胸を打つ。

そのように導かれ
一心に生きたい気持ちがある。



私は指針とする師は無く迷いながら歩いている。
半歩進むのも長い長い時間をかけて歩く。

それは私自身の不明によるもので、
一度きりの人生がもったいないことだった。



本の文字の中に浮かぶ、目に見えない手がかりに手をかけて、

上下か左右か、
音や風や香りのするほうへ、足を進める。


行き先は知らない。

いつもやってくる春夏秋冬。

答えは自然の中にあって、
ただただ自然を先生に歩いている。
by moriheiku | 2009-03-29 08:00 | つれづれ
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