羯鼓




このあいだから笛は『羯鼓』(かっこ)のお稽古に入った。


普段は、
アホの考え休むに似たり、と思って、
先生のおっしゃる指と唱歌だけをうかがって笛を吹いてるの。


偶然にうっすら知ったもの以外、
お稽古している曲の内容も、演目のことも全然知らないまま、
吹く。




ところで、先日から始まったこの羯鼓。


先日のお稽古で、大きい先生が、

「次の時までに歌えるようにしておきなさい。」

と羯鼓の唱歌を、初段から最後まで歌ってくださった。




わっ、


今までと違う!


なんだか、羯鼓って、
今までと調子が違って、楽しそう! 気のせい?


軽快?で、変化に富んで。


三段の途中で、
突然、拍子が変わって男舞と同じになるとこなんて。

わっくわくっ。


胸が躍る。


私は案外早くて威勢のいいのが好きなのよねー
(ドシロウトはそういうのが一番好き汗)。



これって、

大きい先生のろうろうとした声だから、

余計伝わって、一層そう聞こえるのでしょう。



先生方って、すごーい。







─── <夕食> ────







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by moriheiku | 2008-06-07 08:00 | 音と笛のまわり
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