折口信夫の出身から思うこと 04



つづき


私が今住んでいるところの近くにも弘法山と呼ばれる丘がある。
古い時代には修験の行われた地で、
役行者(役小角)の像がある。

全国各地の弘法山がそうであるように、
弘法山と役行者(役小角)はワンセットなのだ。



吉野熊野の奥が好きなので、
修験の祖である役小角と、吉野熊野の関わりを見る。


葛城王朝と飛鳥大和朝廷との争い。


古い文化と新しい文化のせめぎあい。



和歌。家持。折口信夫。芸能の発生。翁。笛。生薬。香。
(それにお化粧品作り、ほかのこと。)



様々なことが結びかかって、面白い。

年をとると、経験が蓄えられて、像を結びやすくする。

まだ蓄えられる途中でもあり、はっきりとは結ばないけれど、
何も知らなかった頃より、
一つのことから多くのパターンが結ばれる。


知らないって、楽しい。


つづく
by moriheiku | 2008-05-20 08:02 | 歴史と旅
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