つづき ベランダのほこりをはらって。鉢の裏まではらい。 まだ眠っている古い枝を切りとって、芽吹きを待とう。 これから芽を伸ばす、球根を植えよう。 冬の気を一気にはらって、春に向かう、、 ああこれは、節分? 鬼やらい(鬼遣)、鬼払い、追儺(ついな)。 立春の。 邪気(オニ)をはらって、 季節を分ける、節分? 自分だけの。 そうだ。 昨夜はお風呂で何度も、射(弓)の姿勢を繰り返した。 エアギターならぬ、エア弓道。 アハハハハー。 節分、追儺と弓は付きもの。タイムリー。 人も自然の一部だから、 自然が動くのを感じて、 行動するんじゃないかな。 そして、それが、季節の行事になっていったものもあるんじゃないかな。 弓をひく、力、集中、緊張。 矢を放つ瞬間。 ぱ、と弦が離れる。 で獲物が獲れる。明日のごはんがいただける♪と。 弓をひく一連の力の変化の面白さもあっただろうか、 耳の横を、とても速いものが過ぎる、 放った瞬間に、遠くの獲物が倒れるフシギ、 獲物を捕らえる道具への感謝とか、 人が鳴らす音があふれてなかった頃、 弓の弦をはじくと、空気がふるえるような聞き慣れないな音が出る、とか。 古代の人々は、そんなことを感じて、 儀式に弓矢を用いたのだろうか。 わかるような、わからぬような。。 きりきりきり、と弓をひき絞り(エアー)、 矢の向く先を見ると(エアー)、 心が、すっ、と静かになる。 見えないバリアー。 集中して、余計なものははらわれる。 自分の邪念も。 ぱ、と放ち、消える。 切ったハーブの木や草の一部は、 家の中の、数ヶ所に分けて、生けた。 ほとんどが、冬も緑の、ローズゼラニウムとローズマリーだったけど。 ああ、元気だ。生気がある。 切ったばかりの草木のまわりの空気は、 張って、澄み輝いているようだ。 神社でたまに見かける、 生の枝を天冠につけている巫女さんは、すがすがしいものなあ。 そうそう。 巫女さんは、もれなく生の枝を付けていてほしいものだ。 端正な部屋と、生気のある緑。 私の部屋はそれでいいんだ。 しかし実際には、本棚に入りきらない本は、平積み。 ダンベルが床に転がっている。。 ふっ。 樹や草と、共にいるのが好き、だけど。 育てることに熱を注いでいないから、 ベランダの草木は、それぞれ自分たちで茂っている。 ベランダの草木は鉢に居て、自由に育てないんだから。 もっと手をかけてあげないといけなかった。 普段のベランダに出た時にも、切った後も、 こんなになんだから。 暗くなる直前に、ようやく掃除と剪定と肥料をやるのが終わり、 結局、ヒヤシンスの植え替えまではできなかった。 植え替え計画、アンド、逃げ。 何もしないよりは、なぐさめと、ごまかしになったか。 解決に一つも向かってないが。 ─── <夕食> ──── ・ ・ ・ ・ ・ ─────────────
by moriheiku
| 2007-01-16 07:59
| 言葉と本のまわり
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