よだれマジック



しずく(甥 年中組)がマジックということばを覚えた。
意味は、、ちょっとおぼつかないかな?


しずくとりょがこ(甥 しずくの兄 小二)がこちらへ来て
見て、と、風船をふくらませるのを見せようとしている。

風船は途中までふくらんでは口からはずれ、
二人のよだれたっぷりの風船がブバババババと空中を飛んでくる。
私は瞬発力の見せどころ。けど時にはよけ損ねた私の顔に風船がっ。

「いやーー!もももちゃん(私)お化粧しててお顔洗えないんだから。
 もう少ししたら電車で帰らなくちゃいけないのに、
 電車の中で「この人よだれくさい」って思われたら悲しい」

と私はりょがことしずくに言った。
りょがことしずくはゲラゲラ笑って、しずくは

「よだれマジック」

と言った。

よだれマジック。。

「わかった。もうしずくとりょがこはよだれマジックね。
 しずくでーす。りょがこでーす。(二人合わせて)よだれマジックでーす。ね。」

それでいいらしい。

「じゃーあー・・、よだれマジック一号はどっち?」

と聞くと、張り切ってしずくは

「ハーーイ!」

と手を挙げた。

そうか、しずく。うれしいか。
よだれマジック一号が。



いったい一緒に居たあさひちゃん(姪 小一)は、と見ると、

ある時はドラムの陰、ある時はギターの陰に身をひそめ、
遠くで、二人のよだれが決してかからないようにしてた。ハハハ。
by moriheiku | 2011-07-29 08:00 | つれづれ
<< 法被 ふたりのハーモニー >>