会話



コンヴェルサッション。コンヴェルサシヨン。
フランス語で「会話」という名のお菓子。

またもやぷじょ~さんにあれこれお菓子をもらっていただく時間の少し前に、
もう一種類作れそうと焼いた。

パイ生地にアーモンドクリームを詰めて生地で蓋し、
トップにグラスロワイヤルを塗る。

グラスロワイヤルに細いひもに切った生地を
×柄というか格子状に乗せて焼く。
焼き上がりのトップの格子柄が目印。

焼きたては
格子の薄タイル状に焼きあがったグラスロワイヤルがパリパリ、
生地はサクサクシャカシャカ、クリームしっとりと、
ぎやかな口あたりの気軽なお菓子

クレームダマンドと生地が作ってあればすぐできる。
メインのお菓子と一緒に作れるお菓子。




お菓子作りは、
自分なりに考え試すことができる世界であること、
素材や季節、
技術と五感(耳、目、匂い、感触、味他)の表現が一致していくものなので、
それでここのところ集中しているのだと思う。

だいたい私の興味のあることというのは、
人と分かち合うことのないものであるから、
その状態に馴れているが。

興味のあることを人と分かち合うとはこういうことかと
人と分かち合うことがあるこの頃のお菓子作りを通して、
分かち合うことについてつらつら思う。



それにしても
私はもらっていただく人にめぐまれてる。

こんだけあれこれ試して作っていられるのは、
もらって下さる人あってこそ。

あれこれ話したり、
その上よろこんでいただけるなんて。
by moriheiku | 2011-05-21 08:00 | つれづれ
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