ぱお(実家)の道をはさんで向かいの家の、大きな木が 切られた。 地面近く根元から切ったので、 平らになった切り株は、直径1メートルほどだろうか。 切りあとへ近づく気になれない。 土地の古名にあった木の、最後の二本のうちの一本。 数十年前、不幸があった火事にも焼け残った木だったが。 この頃家を新築されて、設計された植えた植栽が、涼しげで美しい。 古い木は、いらないのだろう。 緑は大切、森を守ろう、と毎日のようにあちこちで見聞きする。 本当にそう思っている人そうしている人はどこかにいるのか。 私も同罪。 短期的な金銭的な価値が目に見えないものは、 じゃまなものになるのだろうか。 切り株を見おろして、ぱおに最後の一本がある。 ・2011-02-27 伐採 執着 ・2010-08-02 土地本来の植生の回復 鎮守の森 ・2009-12-17 中世芸能の発生 267 一つ松 声の清きは ・2010-10-12 中世芸能の発生 358 扇の民俗 ケヤキ ・2010-02-04 中世芸能の発生 268 古代における聖性とは
by moriheiku
| 2011-03-04 08:00
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