孤独なクルーズ



今年行った演奏会。7本目。


この曲を聞く時はいつも、
船尾の見えない巨大な街のような、豪華客船を思いだす。


客室やレストラン、ラウンジはもちろん、
プールも劇場も映画館も銀行も病院も船にある、

ビルディングのようなひとつの街のような船が、
果てのない大海を孤独に進む景色。


演奏はメロディーに流れて、内の緊張感がもっと、ぎりぎりまで、
ほしいように思ったけど、
その分聞きやすいのだった。

軽さは指揮者の個性で、
こういう曲はもっとねちっこい指揮者がされるとまたよさそう。
(その分聞くのきびしいそう)


おつかれさまです。
by moriheiku | 2011-02-19 08:00 | 音と笛のまわり
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